お知らせ&ブログ

みなさん、こんにちは。
駒込の歯医者、ひまわりデンタルクリニック 歯科医師の方倉です。

みなさんは歯みがきのとき、舌も磨いていますか？
以前行われた厚生労働省の調査*¹では、舌磨きを行っている人が調査対象の20％に満たないという結果になっていました😥

今回は、口臭の原因になる【舌苔】と【舌磨き】についてお話します。

まず、舌苔とは・・・舌の表面についた灰白色や黄白色っぽいコケ状の細菌の塊のことをいいます。
舌苔があること自体には問題がなく、舌表面が全体的にうっすら白色っぽい程度であれば、無理に取り除く必要はありません。

しかし、舌苔が厚ぼったくなっている場合は細菌がたくさん含まれているため、口の中で細菌が分解・発酵される過程で硫黄化合物が生じて口臭の原因になります。

そのため、つきすぎてしまっている舌苔は【舌磨き】によって適度に取り除く必要があります。
除去方法は以下を参考にしてください^^

①鏡を見ながら大きく口を開け、ベーと舌を出します。

②舌ブラシや舌クリーナーを水につけて舌の奥に当てます。

③優しく軽くブラシやクリーナーを手前に引き、なでるように除去します。
※ブラシは前後にゴシゴシ動かさず、必ず奥から手前に動かしてください。

④ブラシについた舌苔を水できれいに洗い流しておしまいです。

是非日頃のケアに舌磨きを加えてみて下さい！

*¹ 出典： 厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査」