歯が抜けた/入れ歯を治したい

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歯が抜けた/入れ歯を治したい

歯を失った場合、入れ歯・インプラント・ブリッジの3種類の選択肢があります。
ここではその中の「入れ歯」(義歯:ぎし)についてお伝えします。

入れ歯をお使いの方でも
「入れ歯が痛い」
「入れ歯が合っていなくて噛めない」
といったお悩みをお持ちの方が多く、しかも我慢している方が多いのが実情です。

入れ歯に調整は欠かせません。
「こんなにしょっちゅう歯医者さんにお願いするのは気が引ける」
お気になさらず細かいところを調整してきましょう。

入れ歯の作製5段階

入れ歯が出来るまでの作製工程は5段階あります。

1.簡単な型を採る

残っている歯や歯ぐきの状態を診ます。
簡単な型を採って、患者さん専用のトレーを作成します。

2.精密な型を採る

通常は上下に分けて、精密な型を採ります。
型を採るときは、鼻から息をゆっくり吸っていると比較的楽に型を採ることができます。

3.咬み合わせを採る

咬み合わせる部分の高さや位置を決めて、しっかりと咬める入れ歯を作成します。

4.試適(してき)

歯のサイズや並び方等の最終チェックをします。

5.完成(装着)

新しい入れ歯は、入れたその日からうまく噛めるとは限りません。
ある意味でここがスタートです。

6.調整

歯ぐきの痛いところや咬み合わせを調整します。
平均で慣れるまで4回~6 回程度かかります。

入れ歯の扱いのポイント

食事について

初めは食べづらいかもしれません。
柔らかいものや小さく切ったものを食べ徐々に硬いものへと慣らしていきましょう。
時間をかけて、ゆっくり噛んで筋肉を鍛えていきましょう。

毎食後掃除をします

入れ歯も自分の歯と同じように汚れがつきます。
食後は必ず入れ歯を外して掃除してください。

忘れずに定期検診を受けましょう

月日がたてばお口の中も変化します。
入れ歯の調整をして長持ちさせるために、半年に一回は定期検診を受けましょう。

取り扱い方

入れ歯は夜寝るときは歯ぐきの安静と口内炎の予防のためにも、必ず外してください。

・外した入れ歯は水の中に入れて保管してください。
・自分で削ったり金属の部分を調整せずに医院にお任せください。
・入れ歯はやさしく扱いましょう

(落とさない、曲げない、熱湯に入れない(変形の原因になります)、乾燥させない(変形の原因になります))

入れ歯の種類

部分入れ歯(partial dentures)

部分入れ歯は、何本かの歯が連なって失われてしまった場合に用います。
床(しょう)という土台の上に、バネと人工歯で支えとなる歯に取り付ける仕組みです。
形はお口と歯の状態で決まります。

総入れ歯(full dentures)

歯が1本もなくなってしまった場合に総入れ歯を使用します。
床の上に人工歯を並べた仕組みのものです。
支える歯が無いため調整に比較的、時間がかかります。

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