歯ぎしり
2023.10.27
みなさん、こんにちは。
駒込の歯医者、ひまわりデンタルクリニック 歯科医師の方倉です。
寝ている間にギリギリ言ってたよ
仕事のあと、あごのあたりが痛むような気がする
心当たりありませんか?
今回は歯ぎしりについてお話します。
一概に歯ぎしりといっても、音がするものだけを言うのではなく、3つの種類があります。
1.グラインディング
上下の歯を、ギリギリと音を立てながら歯を擦り合わせています。
歯ぎしりする方の中では一番多く、最もダメージを与えるタイプの歯ぎしりでもあり、歯がすり減って平らになります。
2.クレンチング
噛みしめるタイプの歯ぎしりです。
音は出ないですが、歯に細かいひび割れがあったりエラの部分が痛むような場合は、クレンチングの可能性があります。
3.タッピング
少ないタイプではありますが、歯をカチカチと噛み合わせる歯ぎしりです。
グラインディングと違って、比較的小さい音なので歯ぎしりをしていると気付かれにくいです。
歯ぎしりを行っていることで常に筋肉が緊張状態になり、お口の中の症状だけでなく、頭痛や肩こりなどにも繋がってしまいます。
解決策としては、ストレスを解消すること・矯正治療で噛み合わせを改善することなどが根本的ではありますが、なかなか難しいと思います。そのため歯科医院では、歯を守る装置「ナイトガード(マウスピース)」をお作りしています。
基本的には、自身で制御できない就寝時に着けていただくものですが、集中して作業するときや筋トレのときなど、歯ぎしりをしてしまいそうなシーンでの使用もおすすめです。
気になった方はお気軽にご相談ください。
